早売りジャンプの、謎解明。

鷺沼「なぁ、名寄よ。オレは世界の秘密をひとつ解明してしまった‼」
名寄「よく言いますよ。数学の天才が。どうせこれからも、新発見やらかすんでしょう?」
鷺沼「買いかぶりすぎだよ、名寄よ‼」照れる。
名寄「どうやら数学の話ではなさそうですね?」
鷺沼「早売りジャンプの謎だよ」
名寄「大学の書店に山と売られているジャンプですか?」
鷺沼「大学の書店は置いといて。数週間前の日曜日、コンビニで早売りしてんじゃん‼ と気づいてな。で、直近の日曜日に行ったら、ジャンプなかったんだよ」
名寄「発売日戻したんですかね?」
鷺沼「あれな、多分、二回仕入れてるんだよ」
名寄「へぇ〜」
鷺沼「全然興味ないな、名寄よ。ま、それはいいとして。どう見ても、ジャンプがあった空間があって気づいたのだ。そりゃあ、本屋ならば、多少、売り場の融通もきくであろう。しかし、コンビニだ。他の雑誌も置かなくてはならない。場所が取れないのならば、時間だ。発売日に売るのはもちろん、次の日では売れない。それで、早売りするわけだな。サービス経済学だよ、名寄‼」
名寄「確かに、週刊誌ですから、鮮度が命ですよね。はい」