神経内科の、朝霞先生。

朝霞「あずみん、例の先天性のあれだけどね」
皋「どっちだかよく解んないって言ってたやつ? 確定診断されたの?」
朝霞「テレビで観たら、解ったよ。確実に、この人、あずみんと対の病気だ‼ って」
安曇野「せせも、それが、はっ‼ って感じで判明したのよ。あの人でしょ?」
米谷「何の話をしてはるんやろか」
安曇野「高校のとき、体育でまだダンスが必修じゃなかった時代ね。うちの高校は女子だけダンスがあって、昼休みに発表会があったのよ。それで、初めて動いている自分の映像を観たら、もう、気持ち悪くって」
朝霞「動き方が全く反対だったろ!?」
安曇野「せせは、動き始め、筋肉が強張ってからの脱力ね。彼女は、明らかに運動していくと筋肉が強張っていくタイプ‼」
朝霞「まさか同時に二人の確定診断がつくとは」やりきった顔☆
米谷「勝手に納得している神経内科医が」
皋「だって、せせらぎちゃんはともかくその人は患者でもないし、どうしようもないよね」
安曇野「まぁ、たまに勝手に診断する精神科医いるけど。ぼやかして言うならともかく、名指しであの病気だよねって。灘から東大理さん行った人ね」
朝霞「あの人な。本出したりな」
安曇野「そうそう」