ベストマッチ、おじさん靴と変な柄の靴下。

安曇野「……。変な柄の靴下欲しい」
米谷「変な柄の!?」
皋「せせらぎちゃんは世間的には多少変わっている子だと認識されがちだから、そういう子はもともと変な格好をしているとちょっとまともなことをしただけで大変良い子と認識されるからと前に言っていたね」
米谷「わざわざ説明ありがとう、ボーダーちゃん」
朝霞「そう考えると、普通の子で、普通のカジュアルな服を着こなす皋はすごいよな。救急でお世話になった患者さんの皋に対する好感度が尋常ではないと、救急以外でも持ちきりの噂だよ」
安曇野「でも、せせはともかく、皆の好感度もわりと高めらしいわよ?」
皋「せせらぎちゃんはあれだよ。医師と患者としてなら、まともだよ」
朝霞「町で会っても話しかけないで下さいってだけだよな」
美稲「精神科医か」※守秘義務
安曇野「休みの日に外で学校の先生見つけたから一応挨拶したら向こうが困惑していてなんだよと思ったっけな」遠い目。
皋「確か、変な柄の靴下には、おじさん靴なんだよね‼」
安曇野「女子がおじさん靴はいて、おじさんみたいな靴下はいたら、それはもうただのおじさんの足元だからね」
米谷「そんな女子なのにおじさん靴はいてはったら、飲み会でわけわからんことになるやろ」
安曇野「そうね。お偉いさんは、小柄だから、靴のサイズも小さくて、せせと同じくらいのサイズなのよ」
美稲「そういう時は、女子しかはけないようなのはいていきなさいって」
以下、読了。