せせらぎちゃんと、駅弁。


皋「せっ、せせらぎちゃんが駅弁食べてる‼」衝撃。
米谷「いや、あずみんかて、駅弁くらい食べはるやろ?」
朝霞「どうしたの、それ」
安曇野「なんかスーパーで、駅弁フェアやってるから鱒寿司買ってこいって別の科に勤める奥さんから命令された上司の外科医が鱒寿司売り切れてて奥さんからめちゃくちゃ怒られて突き返されてきたやつがせせの手のなかにあるというわけよ」
米谷「あぁ、うん。事情は解った」
美稲「旦那さん、切ないな」
皋「せせらぎちゃん、駅弁おいしい?」
安曇野「大人の味よ」
皋「ふぅん」
美稲「あっ、興味を失いはったな‼」
皋「駅弁と言えば、朝霞、駅弁買わないよね」
米谷「あぁ、確かに、朝霞くんが食べられるのってあのお子様ランチみたいなのだけやもんな」
美稲「うん、下手に他の駅弁買ったら怒られるもんな」
朝霞「だから、おにぎりかサンドイッチでいいんだって」
安曇野「へぇ、そうなんだ。私、遠出しないから知らなかったわ」
皋「せせらぎちゃん、本当に出掛けないよね」
安曇野「そうなのよ」