蛙と蛇と、せせ。

安曇野「あー、びっくりした」
朝霞「お、あずみん。どうしたの?」
安曇野「なんだか道にじっとたたずむ蛙がいたのよ。どうしたのかしらと思ったら、蛇がにょろにょろしていたというわけ。思わず、『あぁっ‼』と悲鳴を上げてしまったわ。せせ、女の子みたーい☆ って思って」※実話。
朝霞「女の子みたーい、って」
安曇野「というか、にょろにょろしている蛇なんて実物初めて見たのに、人間悲鳴って出るものなのね。赤ちゃんに、蛇の写真見せても怖がったっていう実験があるくらいだから、遺伝子に組み込まれているのね」
朝霞「ああ、恐怖は遺伝するって話?」
安曇野「ふふふ、人類が長生きすればするほど、怖いものだらけになっていくのね。きっと悲鳴の絶えない平和な世界が訪れることでしょう」
米谷「なんや二人して、怖い話してはる‼」
朝霞「あ、逃げた」