アクエリアスで、お紅茶。

安曇野「や、やーたん」手に持つマグカップが、カタカタ震えている。※ちょっと飲んでる。
米谷「あー、わざわざこっちの医局まで」
安曇野「冷たいお水で、お紅茶を作ろうと思ったの。スティックタイプね」
米谷「うん、それで?」
安曇野アクエリアスだった」
米谷「……。何故!?」
安曇野「だって、夏だもの。水分補給しなきゃでしょ。基本、アクエリアスをマグカップに分けて飲んでいたのよ。そして、気分一新、冷たいお紅茶を飲もうと思いきや、マグカップがふたつ並んでいるのだもの。もう、あれね、先に水を入れたのが失敗だったわ」
米谷「そうやな。そもそも冷たいお紅茶なんやから、そっちはグラスで作るとかせな紛らわしいで?」
安曇野「そうよね。うん、そうなのよね」
米谷「頑張って仕事するんやで?」
安曇野「うん、せせ、オペ頑張るわ‼」
遠くから見ていた患者さんが震えている。