浜くんが持ち歩いているらしい、次実の写真。


浜太朗、深い息を吐く。
安曇野「どうしたの、そんな溜め息吐いたりして」
皋「妹ちゃんがお嫁に行ってしまったのだって。あ、これ、朝霞情報ね」
安曇野「ああ、精神科の頭が紅葉らしい人…」
浜太朗「まさかホンマにお嫁に行かはる日ぃが来るやなんて」頭を抱える。涙目。
安曇野「こんなにおかっぱ頭の似合うちびっこがお嫁さんになるのね。気付いたら、アラサーになっているはずよねぇ…」
米谷「まだ25、6でもうアラサー気取り!?」
皋「私、昨年、25歳のお誕生日を迎えて、『もしかして、私の年齢、四捨五入したら30歳なんじゃあないの!?』と、とても衝撃を受けたものですよ?」
米谷「そ、そうか。25過ぎたら、もはやアラサーと言っても過言ではないのか…」
浜太朗「いや、それもどうかと思いますがね」