山男、一二三先生。

鷺沼「そもそもお前、料理する人だったっけ?」
名寄「だって、我らが一二三先生は山男だもの…。さすがに鼠や蛇を食えとまでは言わないけれども、飯ごうでご飯炊くのと、カレー作りは必須条件らしくて…。そんなん、両方、レンジでチンの時代にですよ?」
鷺沼「ぶっちゃけ、一二三ゼミの合宿は、数学より一二三先生のサバイバル術伝授が主だものな…」
夜込「ねえ、それ、おかしくない?」
鷺沼「一二三先生にも、言い分はあるのだ。数学を心から愛する人の一部には、人間関係があまり得意ではない子も確かにいるだろう。無論、一般企業に就職だなんて、夢のまた夢ということもまた然り!! そこで、将来、どんな状況下であっても数学をしていけるだけの力を授けようとだな!!」号泣。
夜込「ねえ、それ、私も参加していいかな?」※マジ。
名寄「合宿代、払えばオーケーなのでは?」とノートを見せる。