津慕美か、蕾か。

聖「津慕美がそのようなどんよりとした小学生時代を送らざるをえなかったのも、津慕美という古めかしい名前のせいもあったのかもしれません」
前橋「津慕美…。あ、お兄さんのほうは聖で一文字だよねえ。妹さんのほうは、花の蕾っていう漢字もあったのに」
聖「当時、五歳のオレが妹の名前に雷という字が入っているのはなんだか怖いと言ったのです」
菅沼「雷と言えば、雷帝…。あの人は、恐ろしいですね」
前橋「そんなこと言ったら、北里柴三郎大先生のあだ名も、雷だよ? ドンネルだよ?」
聖「北里博士と言えば、福沢諭吉に怒られる」
菅沼「ああ、牛乳に髪の毛入ってて怒られた手紙をずっと研究室だかに貼ってあって」
城「それもなんだかなあと私は思ったよ」
高峰岸「気持ちの問題だよ?」
以下、読了。

惡の華(3) (講談社コミックス)

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