手があると決まる。


普段着にもするほど白衣が大好きな幸クンです。幸クンは、白衣を羽織るには暑い時分には、白シャツ着用かと思われるので、きっと一年中白シャツです。こだわりです。色はニットで補うのです。小雪ちゃんが「うわあ、このニットかわいい。幸クンに似合うよ!!」と力説してみたり、手編みのニットを作ろうと思い立ち途中で「やっぱりよく解んないからやめる」となって、「毛糸がもったないだろう」と幸クンがぷんすかして「もういい。僕が編む」となる。「ええ、ずるい。自分のセーターばっかり作っちゃって。私のはあ!?」となる。幸クンは基本的にノーネクタイです。
幸クンの髪は、結局、ツヤがないほうが収まりがいいとなる。でも、白黒にしたときにベタなのかと言われると謎ではある。手描きで斜線がいいかもしれない。
幸クンがひとりで佇む絵には、なんだか手が必須。バストアップならより必須。もう幸クン自身が静物みたいな感じで。この人、絵のモデル向いてるな。ひたすら動かないぜ。「幸クン、ハシビロコウみたーい」って小雪ちゃんにバカにされていそう。「なんだ、ハシビロコウって!?」気になって、大学の図書館で調べる。
以下、読了。

兄が妹で妹が兄で。(4) (KCx)

兄が妹で妹が兄で。(4) (KCx)