「菅沼くんは、スニーカーじゃないよね」

前橋「それで、欲しいスニーカーは決まったのかい?」
菅沼「もうよく解んなくて、泣きそうです」さめざめ。
城「だって、菅沼くんって、スポーツと無縁そうだもんね」
菅沼「だって、重力不安あるもの!!」叫ぶ。
高峰岸「城、菅沼をあんまり責めてやるな…」うっすら涙。
城「まあ、それはともかくとして、菅沼くんは、スニーカーじゃないよね。イメージ的に」
菅沼「だから、脚は悪くないけど、実際的に、脚が悪いようなもんなんですよ…。悪いのは、脚でなくて、小さく生まれついた小脳ですよ」
城「でも、服の趣味で考えたら、きっと皮靴のほうが似合うよ?」
前橋「いっぱい歩けないよという話じゃない?」
菅沼「雨の日、怖いよ!!」顔を覆う。
高峰岸「レインシューズ買っとけ」
菅沼「そんなこと言って、雨の日、雪の日に学会があったらどうするんですかっ!?」
城「レインシューズで会場までやってきて、あとで皮靴に履き替えればいいのでは?」
菅沼「もう荷物だらけですよ!! どうしてくれるんですか。僕の貴重な体力を」
高峰岸「面倒くせえ…」