津慕美ちゃん、大学での目標。

※次実ちゃんと津慕美ちゃん、大学入学当初。
津慕美「ああ〜、幸せだなあ。まさか現役でここの大学に入れると思わなかったし☆」
次実「ふうん」
津慕美「はっ…!! 冷たい目!!」
次実「津慕美ちゃんの次の目標はなんなん? 水鶏さんが、大学入ったら目標くらい作っておけ言うてはったから」
津慕美「朝霞先生!! 大学生になった。次の目標…。えーと、大学時代に一万冊読破?」
次実「いや、千冊くらいにしておいたほうが身のためやで?」
津慕美「じゃあ、千冊にしておく!! 図書館の人に、また来たの? って言われるまで、がんばるよ!!」
次実「ふうん」
津慕美「ええと、学業面はとりあえずそれにしておいて」
昴耀「男作れ、男」
津慕美「ひぃやあー!! 望月先輩じゃないですか!!」
次実「あ、昴耀さん」ほわあってなる。
昴耀「言っておくけど、次実と私、そのうち学生結婚するから」
津慕美「次実ちゃんが卒業するまで待てばいいじゃあないですか」涙目。
昴耀「私は、次実より四つ年上で、次実は大学院に行くからな。何年待てと言うんだ。私が、三十路になっちまうだろが」
次実「子供産むなら、早いほうがええでってうちのお母さんも言うてはったし。休学しながら子育てしようかと」
津慕美「しっかりしてる!! ついこの間まで高校生やったのに!!」
次実「津慕美ちゃんは、子沢山母ちゃんになるのが夢なんやろ? 第一子は、できるだけ早産まへんと」
津慕美「旦那がいないよ!!」
昴耀「そう、だから、男を見つけろ」
津慕美「くう、正論!!」
以下、読了。