指先を見つめる城さん。

高峰岸「どうした、城。自分のつめなんか見て」
菅沼「人間、手持無沙汰になるとどうして自分の手を見つめてしまうのでしょうか」
前橋「手相、見たり?」
高峰岸「見ますかね?」
菅沼「僕は、ことあるごとに結婚線をチェックしますね。そろそろ嫁ができるはずです」
高峰岸「う…。できるといいね」
城「先生、爪切りでつめ以外を切ると大変なことになるんですよ」
前橋「お母さん?」
高峰岸「教授!!」涙目。
城「いやいや、今から二十年ほど前に自力でつめを切っていたらば、ついでに指の肉をはさんだまでだよ。爪切りのアーチはちゃんと残ってるぜ☆」
高峰岸「なんでそんな痛そうな話するの、この子は!!」