岡野さんの嫁。

岡野「あ、そうだ。これ、巴の新作」
朝陽「わあい、巴さんの新しい小説!!」
九原「巴、小説…。柿本巴ですか?」
岡野「僕の嫁ですけど、知りませんでしたか?」
九原「ええ。岡野さんが既婚ということも、まさかそのお嫁さんが人気作家の柿本巴さんだとも知りませんでした」
岡野「朝陽ちゃん、ちゃんと教えてあげなよ。もしかしたら、ファンかもしれないじゃん」
朝陽「ええ、会いたかったら会えると思うけど?」
九原「いや、朝陽ちゃんの本棚に珍しく並んでるなあと思っていただけで」
朝陽「巴さんが言うには、大学の映研に書いた脚本で、話を作る能力が鍛えられたとか。岡野さんの奇抜なアイデアを無理なくストーリーにするところが神やなあ」