果枝つんとせせらぎちゃん。

皋「ああ、朝霞! 何してるの〜?」
朝霞「うん? 前橋教授に、塾の元生徒だった別所を紹介してたんだよ」
安曇野「こちらは、美稲くんの妹さん!? あそこの兄弟、みんな美人さんなのね。もう世の中って、本当に不公平だわ」
前橋「美稲さんかあ…。確かに、あの子は相当の美人さんだよね」
別所「私も、叶恵さん大好きです!!」
次実「私も、お姉ちゃん大好き」
別所「そんな美しい叶恵さんと知り合えたのも、私と次実ちゃんの名前がよく似ていたからなのよね。この点だけは、素直に、兄貴ありがとう☆って思ってる!!」
次実「うん。名前がよく似てて、名前の順に出席番号が振り当てられてて、それで席が近かったから、みんなからよう間違えられた。つぐみとつぼみやから」
城「はあ、胸がきゅんきゅんする!! 少女と少女のすてきなめぐりあい!!」
安曇野「……」
皋「せせらぎちゃん、手、痛いよ。ぎゅってしてる」
朝霞「あずみん、興奮するなよ。ここは食堂だぞ?」
安曇野「私としたことがこんな公衆の面前で取り乱すなんて、らしくなかったわね」
前橋「なんか同族嫌悪が…」
城「はい?」
菅沼「一体、どのへんが…?」