焦る、高峰岸。

前橋「で、どうするの?」
菅沼「宿題を忘れたのなら、お家の人に持ってきてもらえばいいのです! 死ぬほど恥ずかしいですけれども!」
城「ああ、それ、名案! 菅沼くん、いいこと言うじゃない。常日頃から高峰岸さんが不仲だと公言している家族がどんなものか、この目で見てみたいじゃあないですか」
前橋「ああ、それもいいかもね。高峰岸くん、仲悪いくせに実家暮らしなんでしょ? その時点で、そこまで仲が悪いわけじゃないじゃんって思うけど☆」
高峰岸「ええ!? じ、自分で取りに戻るのではダメなのですか?」
城「はあ、てめえ、解ってんのか? こちとら、解剖しなきゃいけないご遺体だらけなんだよ」
高峰岸「ですよね…」しゅん。
前橋「そうそう。家に誰かひとりくらい暇な人、居るでしょ?」
高峰岸「いやあ、決めつけられても…」