はちみつレモンとレモンティー。

講義と講義の合間。移動中、自販機を見つけた浜くん。
美稲「朝霞、堪忍。ちょっと飲み物買ってくるから待ってて」
朝霞「ちっ、仕方ないな。たまには、待ってやるよ」
美稲「め、珍しい!!だめもとで言うたのに!!」
朝霞「いいから、はやく買ってこいよ」
美稲「えーと、どれにしようかな・・・。はっ、『あったか〜い』飲み物に、はちみつレモンとレモンティーが!!うわっ、どっちにしよ」
朝霞「はやくしろよ〜。先に行くぞ・・・。って、お前、両方レモンやないか!!」
美稲「朝霞に関西弁でつっこまれた!?」



美稲「ていうことがあってなあ・・・」
果枝「そんなに朝霞が関西弁使うのショックなの?」
美稲「だって、朝霞は神戸と東京のハーフやで!?しかも、元女子校のミッション系私立中学出身。あの、時たま鼻歌らしきもので歌っているのは賛美歌なんや」
果枝「あれ、歌だったの!?」
美稲「オレはいつでも朝霞にはスタイリッシュでいてほしいんや」
果枝「なんかすごくわかるよ、それ!!え〜、それにしても、あれ歌だったんだ・・・。私はてっきり医学用語とか趣味関係の何かを暗記するために呟いているのだとばかり思っていたよ」



米谷「朝霞くん、あれ、歌だったの!?」
朝霞「米谷さんがいじめるよ〜」
美稲「ああ、朝霞が泣いてはる!!なんか、ごめん!!」
果枝「ごめんね、朝霞ぁ・・・」

おわり?

以下、読了。