医学=父性。

理屈なしで好きだったり、憧れていたりするのは、「医学」に「父性」を感じていたからなのだなぁ〜と納得した(パターナリズムな意味合いとはまた違って)。
幼い頃からある違和感の正体は自分が何らかの病気であるとは本能的に理解していたので、大きくなって自分の力で(医師になって)解明するのだという思いがあった。まあ、しかし、医学部に入れずにうだうだしているうちに、その正体が解ってしまいそういう意味で医学部に入る意味というのが薄れてしまったのだった。
つくづく思うのは、病気は個性で人生でアイデンティティであるということである。子供の頃から病気なのに「病気は関係ないでしょう。あなたはあなたなのだから」というのは、あまりに乱暴すぎる。病気は病気だと認めて初めて自分を受け入れることができるのである。
以下、読了。
デュラララ!!×9 (電撃文庫)医龍 25 (ビッグコミックス)お嬢様はお嫁様。 11 (マーガレットコミックス)