22歳になりました。

何もない。何もないので、分身たちのお話を。
綾綺 「竹乃進、花ぁ、買ってきたか?」
竹乃進「はい」お花さんを手渡す☆
綾綺 「この化学バカがぁっ!!」花束を叩きつける。
竹乃進「せやかて、墓参り行くんやろ…!?」※涙目。
綾綺 「これは墓参りでありながら、『しーちゃん、29歳おめでとう☆』って言いに行くんやろっ!?それが、菊って!!」
竹乃進「せやかて、紙織は和物が好きやろ?」
綾綺 「『せやかて、せやかてって言うな』って絆さんも言うてはるやろが!!」
竹乃進「ほな、お前が買うてこいや!!」
綾綺 「そこは、兄としてのプライドやからな」
圭一 「綾綺さん、今で言うツンデレだよねー」
竹乃進「うおっ、圭一。なんや来てはったんか?」
圭一 「んー、後輩の彼女の誕生日も、今日だったんですけど、私、相当、嫌われているみたいで…」
竹乃進「け、圭一…」
綾綺 「あー、もう、20代最後の歳やでー。しーちゃんなんか、永遠の18歳やで。ほんまに」