実は浜くんの…!?

津慕美「次実ちゃんって、中高生のときはプレッピースタイルが多かったよね」
次実 「あー、うん。お兄ちゃんの着てはったシャツが可愛かったから」
津慕美「おさがりなんやー」
次実 「うん、あははー」



浜太朗「最近、次実がオレのシャツのおさがりもらってくれへんねん。反抗期やろか…」
水鶏 「ていうか、おさがり!!お金持ちの家の子なのに!!」
浜太朗「お金持ちは今関係あらへんやろー!!」
水鶏 「おさがりかー。僕、一人っ子だからそういうのないよ。父さんもそうだし、母方のいとこは北海道在住だったからな。送料のほうが高くつきそうで」
浜太朗「姉ちゃんと次実だと五歳離れてるからちょっと期間があくしで、オレのシャツをな」
水鶏 「ていうか、お前、小さい頃からやっぱり基本、ジャージかスーツなのか」
浜太朗「チノパンかな」
水鶏 「お金持ちの家の子っぽい!!」
浜太朗「いまだにジーンズ穿いたことおへんし。あ、姉ちゃんもや」
水鶏 「あー、叶恵さんはスカートのイメージだよなー」
叶恵 「あー、浜太朗。あの白いジャージ借りたで?」
浜太朗「またそうやって弟のジャージを!!オレかて部活あるんやからな」
水鶏 「今は、ジャージ、共用かあ」



水鶏 「美稲。次実ちゃんがお前のシャツを貰わなくなったのは、体格の差だよ?」
浜太朗「あっ!!気づかなかった」
水鶏 「バカだな…」