大学のテキスト。

これは、かなりの曲者である。
大抵、大学で出版されたテキストは買わなければならないことになっていることが多いが、まず講義で使われたためしがない。「おおい、マジかよ?必修だから、買っちゃったじゃねーかよ」
一方、阿呆学生は本当にテキストが必要な場合にこそ、購入を怠る。そして、講義についていけなくなる。「だって、高いんだもん」理系に比べたら、絶対、安いはずだが。
朝早くの語学に出損ね続けた阿呆学生は、「どうせ、来年も同じテキストだろう」と高をくくるが、何故か、語学のテキストは毎年変わったりするので、単位を取るためには毎年新しいテキストを買わねばならなくなる。