感受性が強すぎる。

…のも、問題だなぁと。それにしても、テレビはなかったらないで平気なのだが、いかんせんあの静かな夜は浪人時代を思い出す。娯楽がないので、日本一テレビを観ている県民。でも、起床時間も日本一早いし、日本一労働時間が長い。なのに、所得は低いし、失業率も高い。一体、どうなっているのか。東京のやつらよりいっぱい働いて給料が低いだなんて!
にしても。本当にテレビがないだけで勉強ははかどるものだよ。しかしな、大学生になった友の話題にはついていけないぜ。当然ながら。お笑い芸人も新しい人は誰だか全くわからんし、流行りの曲も同じく。たまに、テレビ欄を見せられて「何だ、この番組は。面白いのか?」となる。しかも、ちょっとしたら番組が変わっているんだ。
浪人時、6月くらい?に高校の先生がやってきて激励会やった。すでに、今の大学は合格余裕で「ちょっと勉強しただけで偏差値上がるから勉強楽しい」と言ったら、「現役のときは何で勉強しなかったの?」と返された。それは、単に高校が肌にあわなかったからなのだ。しかも、たぶん、それはどこの高校であっても。でも、そんなこと卒業してからその学校の先生に言ったところでどうしようもないではないか。←帰り道、暗いバスの中で、咽び泣く。
第一、理数科の負担が普通科に比べて大きすぎる。普通科は誰もやめなかったのに、理数科1クラスから、いじめもないのに友達もいっぱいいるのに2人もやめたんだ。ひとりは、炊事遠足の翌日からぱたりとこなくなってしまって、留年までしたのに結局ね…。地元の国立大学では、うちの高校出身者はやたら酒を飲むと悪名高い。一体、どんな厳しい高校生活を送ってきたのかと心配される。中には、円形脱毛症になる生徒も。恐ろしい。とりあえず、卒業式はがんばった自分に泣いたね。先生がすごく泣いていてもらっちゃいました。「卒業式で泣くなんて馬鹿だ」と思っていたのに。高校は本当に離れ離れになっちゃうってのもあるけど。
それはもう小6くらいからずっと「自分」を考えていますから。神経衰弱になったっていたしかたないではないか。