「頭、悪くないよ?」

次実「いい?統、勉強してわからないところあったら、お父さんでもお母さんでもいいから聞くんやで?」
昴耀「道花ちゃんにでもいいですからね」
栄 「僕、寝てたら起こしてもいいよ」
統 「…誓子お姉ちゃんに聞く(涙目で)」

道花「統ちゃん、別に頭悪いわけじゃないからいいじゃない」
統 「おかしいな…。偏差値65近辺だと、『ああ、低いね…』みたいな目で見られてしまう」
道花「偏差値は上のほうになるほど、ほとんど大差ないからそんな気にすることないって〜!それに水鶏が言ってたけどね、女の子は偏差値65くらいが控えめでちょうどいいんじゃない?だって☆」
統 「道花ちゃん、偏差値70切ったことないよね…?」
道花「うん!!道花、理学部行くんだ〜」

誓子「統ちゃん、気にしすぎです。たとえ、周りの大人が博士号持っている人ばかりだからと言って…」
統 「お母さんは医学、お父さんは趣味で数学、竹乃進おじさんは化学、あ、道花ちゃんのパパも医学、あれ?おじいちゃんは薬学、えーと、えーと…」
誓子「そう言えば、栄くんも相当賢いですよね」
統 「道花ちゃんも、小学生で大学レベルの科学一般の知識が…。統の周りの人たちって、一体、何者…!?」