数学の本に負けた日々。

高校1年の冬休み。理数科に在籍していたので、理数系の本を読んで感想を書けという宿題が出される。まず、本屋に行って思ったのは「理数系の本(※主に読み物)少ない」ということだった。一応、課題図書のプリントは渡されたのだが、正直、いちいち取り寄せるのが面倒くさかった。何でもいいらしかったし。
僕が選んだのは、これ。
数学がわかる楽しみ
数学がわかる楽しみ、というかむしろ苦しみのほうが多分に占めていた…(汗)。本は実家にあるが、半分も読まずに感想文を書いたもの。そして、学校の授業以外ではほとんどパソコンを触ったことのない子に、「感想文はパソコンで」という仕打ち…。親に「感想文が」とか言ったら、父上が知り合いから古いパソコンを安く譲り受けたのだった。
*1
中学生の時に『博士の愛した数式』を読んでおり、「数学は綺麗☆」という意識は多少ながらあった。読書感想画まで描いた。小学生の時に、教室の片隅にあった本で数列をそれと知らずに解き方を覚えていたので、中学最初の数学の授業であふれる「これ解ける!」という気持ち全開でみんなの前で解説したりしたのだった。そんなことを書いた。中学数学でいちばん驚いたのは、連立方程式の解き方だな。知識としてあれば簡単だが、初めに考えた人は天才だなあと。高校数学はⅢCともなると、もはや「すごい」とは思えないな。時限が違いすぎて。
以下、読了。
デュラララ!!×2 (電撃文庫)数学ガール 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ)数学ガール 下 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

*1:博士の愛した数式 (新潮文庫)※映画はかなり残念な仕上がりであった。原作のふんわりした感じがなかったもので。高校生になって友人に貸したら、「君は『僕は今考えているんだ。考えているときに、声をかけるなんてトイレを覗くより失礼じゃないか』というとてつもなく理系男子らしい名台詞に萌えただろう、と言われる。よく考えたら萌え萌えである。でも、にんじんが食べられないのである。可愛い…W子供がいたら心配しまくるのである。野球が大好きで、ついでに兄の妻が好きという禁断の恋までするのである。そして、相手も博士が好きだったり。そして、この本は別の友人に貸したまま返ってきてねぇ…。