「世界を、裏から牛耳りたい」。

皋「せせらぎちゃんは、どんなポジションを目指してるの?」
安曇野「ええと、世界を、裏から牛耳りたい、かしら?」
米谷「何の話をしてはるんや…!?」
安曇野「せせね、新奇探索傾向は強いのに、やったことのないことをやることに対して異常に拒絶するのよ」
皋「ほとんど私たちとおでかけしてくれなかったしね。神戸の朝霞に会いに行くくらいだよね、本当に積極的だったのは」
安曇野「だって、学校行事は、進学すればそこそこで形式が違うから一通り経験するのに一年もかかるのよ。それなのに、三年生はもう受験でしょ。心休まるのは二年生だけなのよ‼ 大学も二回生が一番楽だったでしょう!?」
米谷「まぁ、どこも学校は二年生が楽やな」
安曇野「高校のとき、素で頭を机に強打したくなったのよ」思い出し泣き。
米谷「……。本当にごめんなさい」
安曇野「おかしいわね。いくらなんでも昔は木綿豆腐くらいの強度はあったはずなのよ。小学校の先生に頭触っていいですかと聞くくらいの度胸はあったのだもの」
米谷「一体どこでなくしはったんや、その度胸」
皋「せせらぎちゃん、黒幕的なキャラ好きだもんね。校長よりは理事長みたいな」
米谷「表に立たず、裏で暗躍しはりたいんやな」
安曇野デスノートのLさんなんかいいわ☆」
皋「ライトと戦いたいのね」
安曇野「ライト、せせの人生に必要かしら」
皋「というか、人生のパートナーでは?」
安曇野「……」ダッシュで逃げる。
米谷「ああっ、あずみん‼」