ノート、デコる。

朝霞「ノート、デコる…とは?」
皋「ほら、マスキングテープとか、あるじゃん。女子が夢中なやつ」
朝霞「あれはな、本来、業者が使ってたやつなのにな…」
安曇野「うん。水色のは、子供の頃から見たことあった。ポピュラーな色、水色」
皋「なんかシールとか」
朝霞「しーる…」
安曇野「シール貼るの、楽しいわよね‼ 中学の卒業アルバム、友達のやつに一面シールを貼るといういやがらせをしたことがあるわ‼ もちろん、了承は得ています‼」
皋「うん、じゃあ、絵はがきは?」
朝霞「あぅあ、正倉院展の絵はがきとか…!?」
安曇野「くなたん、待って…‼ これは、無印良品のノートを見失わないためのデコレーションよ!?それなのに、仏像の絵はがきとか貼っちゃうわけなの…!?」
朝霞「仏像は、多分、見失いはしない、はず…」目をそらす。
安曇野正倉院展は、まぁ、日曜美術館で済ませていたとして、螺鈿細工は、感動した。なんかエッシャー展かなんかのはじっこにあったレプリカの螺鈿細工。しかし、それを見てしまっては、もはやお土産の螺鈿細工がへぼくって…‼」頭を抱える。
朝霞「うん、それは、ありがちな問題だな‼」